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分析医学の限界としてのワクチン

2022/08/02

コロナ禍で、もう2年半が経ち、

ワクチン接種を恐らくほぼ世界一真面目に受けて

マスクをしている日本人が、今までで一番罹患者数が多く、

現時点で世界一であることを、どう解釈したらいいでしょうか。

次々に変異型が出て、重症化率が減っているものの、

若い人を中心に罹患率が上がっています。

確かに私の身近にも感染者が増えています。

医療現場では関係者が疲弊しきっています。

わが国でも、世界的にも、接種者の罹患率が増えている報告もありますが、

幸い重症化抑制効果はあるようです。

 

 ある医師は、

「罹患者が最多なのだから、これは西洋医学の敗北だ」

と断じました。

西洋医学は鋭い分析力で、細胞を詳細に遺伝子・分子レベルまで分析し、

生命の本質に迫ろうとしてきました。

しかし新しいウイルス感染症に対し、

時に死に至る副作用が起こるワクチンのみに頼るしかないという厚労省の指針には、

大きな疑問を持ちます。

未だ特効薬がないという厳しい現実です。

 

 この事実は、分析に頼る西洋医学自体の限界を露呈しています。

ウイルスといえども自然の一部です。

私の考え方は保守的すぎるかもしれませんが、

メッセンジャーRNAという自然の一部を、

人間の都合でいじっていいのでしょうか

自然を切り取ったり加工したりするということは

自然からしっぺ返しを食らわないでしょうか

様々な研究によりますと、ワクチン接種といういわば人工的な環境は、

人工的に抗体を量産させ、自然感染とは違う体内環境を作り、

必死に生き延びようとするウイルスは変異を繰り返すのです。

スペイン風邪がほぼ2年で収束したことを考えると、

大半がワクチン接種している日本では、収束が遅くなるのではと心配しております。

 

 倒れて皆さんに迷惑をかけたくない私は、悩みながらワクチンを2回打っておりますから

反対論者ではありませんが、

もし罹っても軽く済むように各自が免疫力を上げる生き方をすることの方が大切であると確信しています。

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