健康増進クリニック

がん治療(CTC検査)Cancer Tests

水上院長は、CTC検査ラボ R.G.C.C.インターナショナル社 創始者 イオアニス・パパソティリオウ医師と長年にわたり 交流があり、数年前には同社の現地ラボを訪ね、 最高レベルの検査 をしていることを確認しています。

どんな患者様におすすめの
検査ですか?

① がん手術後の経過観察中で、
画像診断で転移を認めない早期の段階で、
再発と転移の可能性があるかを確認したい  
 
② 現在がん治療中であるが、自分のがんに
効果が期待される抗がん剤、分子標的薬、
天然成分やサプリメントを幅広く知りたい
 
③ 家族にがんが多く、スクリーニングとして
がんになる可能性を知りたい 

血液内を循環するがん細胞「CTC」

CTCは初期のがん部位から遊離したもので、血流に栄養や酸素を求めて血管内へ浸潤し、血液中を循環します。これが他の器官に移動し、そこで成長し始めると転移になります。なので転移のリスク管理としてCTCのモニタリングはとても重要です。  

検査の特徴

1. 血液を 約20cc 取るだけで検査可能です。

2. 画像診断でがんの存在を認めない 早期の段階で、がんの再発・転移の可能性を知る 事ができます。

3. 自分のがんに 効果の期待できる抗がん剤、分子標的薬、天然成分やサプリメントを知る 事ができます。  

がんの特徴は「無限増殖」「不死」
それぞれ個々のがんの性質を
把握することが大切です

がんは性質により抗がん剤の効果や副作用など異なりますので、がんの原因である遺伝子解析が大事になります。CTC検査では、がんの原因となっている遺伝子を検査し、がん治療に役立てます。増殖に対しては転移、血管新生、増殖シグナル経路などの因子を、不死に対しては自滅(アポトーシス)シグナルにかかわる因子を分析します。

ほとんどのがん患者さまが、転移浸潤・血管新生・増殖シグナル・自滅シグナルなどの部分で、多くの障害を受けています。抗がん剤や分子標的薬があまり効かず、増殖を止められず、自滅できないなどの問題を、検査結果から読み解きます。  

“がんが無い”ではなく、
CTCゼロを目指そう

「腫瘍が無いのか⁉」それとも
「がんが無いのか⁉」この違い分かりますか?

腫瘍が無いとは、US, X-RAY, CT, MRI, PET/CT, マンモグラフィー、画像検査で活動中の腫瘍が見出されず、全ての血液抗原マーカーが陰性(WNL)であることを言います。外科手術後の腫瘍を除去した後の状態は根治であり、腫瘍は存在しておらずこの様な状態を、ほとんどの場合“がんが無い”と言われます。それでは、これですべて終了でしょうか?
これは欧米で昨今言われている「キャンサーフリー!がんが無い」とは言えません。

その理由は転移の根源ともなる血中を循環するCTC細胞が他の部位に着床し、結果として再発・転移を繰り返す可能性があるからです。 当院ではこの新しい再発・転移の可能性を取り除く治療を推奨致します。

*この検査によって、100%の解析を保証するものではありません。  

検査・治療の流れ

検査・治療の流れ

Step1.
オンコノミクスプラス検査
(CTC総合検査)
Step2.
検査結果の感受性に応じて治療の選択
Step3.
治療の効果判定のために、
期間を空けてフォローアップ検査
オンコトレース検査、オンコカウント検査 など

検査に要する期間

約3~4週間

費用

オンコノミクスプラス検査 596,200円
オンコトレース検査 264,000円
オンコカウント検査 209,000円
初診料5,500円~11,000円/再診料15分単位2,750円
検査結果受診 30分間 無料
※価格は税込み価格です。   

 

検査の種類

オンコノミクスプラス検査
循環腫瘍細胞(CTC)の分離と同定、がん遺伝子発現を調べる検査です。個人個人のCTCを培養し、約50種の抗がん剤、約65種の分子標的薬/小分子薬、約50種の天然成分、温熱療法などの感受性を検査します。
ご自身でお使いの天然成分も検査可能です。
オンコトレース検査
循環腫瘍細胞(CTC)の数とマーカーの発現を調べます。予防、早期発見としてのスクリーニング検査として使用するほか、転移と再発のリスク管理としてのフォローアップ検査として使用します。
オンコカウント検査
治療後のCTCの血算・施術のフォローとなります。循環腫瘍細胞の存在の有無と、その濃度についてのみ情報を提供しています。 再発を早期に検出し、治療が効果を出しているか検査しフォローアップの為に用います。

検査の詳しい情報は臨床CTC研究会
ウェブサイトからご覧いただけます

循環腫瘍細胞検査CTC研究会

検査会社:R.G.C.C.インターナショナル社とは

分子生物学と細胞生物学の革新的な技術を導入した、がん幹細胞と循環腫瘍細胞の分析におけるリーディングカンパニーです。医療遺伝子学と特殊がん遺伝子学を専門とする世界的検査ラボであり、世界規模のサービスを提供しています。イオアニス・パパソティリオウ医師が創始者であり代表です。

このような事業のもとに生み出される大量の情報とデータは、新薬開発の標的を識別するために、そして臨床において新しい次元の分析、病体の危険度、そしてがんの病体のデータベースとして蓄積されています。
RGCC社の検査は欧州ラボの検査基準である ISO 17025 認定証書番号 860 を以て 欧州政府により検査の精度が認定されています。

治療用点滴製剤 
CTC検査の結果によっては以下の点滴なども可能です。

アンチセンス治療(SOT)
遺伝子の異常な発現を消去する治療で、発現させたくない蛋白を作る遺伝子(標的遺伝子)のメッセンジャーRNAと反対の配列を有する1本鎖のSOTを作り、それらを結合させ蛋白の産生を阻害するものです。
高濃度ビタミンC点滴
高用量のビタミンCを点滴する治療です。血液中のビタミンCの濃度が高くなると、過酸化水素が発生し、がん細胞の中でエネルギー代謝を障害し、がん細胞をアポトーシスへ導きます。
アーテスネイト
西洋ヨモギからなり抗マラリア薬として長く使用され、安全性も充分に検証され、この10年は、海外で制がん作用のある薬剤として用いられてきた実績があります。

 

治療用サプリメント 
CTC検査の結果によっては以下のサプリメントなども処方できます。

ケルセチン
ケルセチンは野菜や果物に最も広く存在するフラボノイドであり、タマネギの黄色色素としてよく知られています。
アルテシン
西洋ヨモギからなり抗マラリア薬として長く使用され、安全性も充分に検証され、この10年は、海外で制がん作用のある薬剤として用いられてきた実績があります。
CoQ10
CoQ10は、細胞が適切に機能するために必要な抗酸化物質です。私たちがエネルギーを作り出すのに必須の物質です。
ゲニステイン
主に大豆の胚芽部分に多く含まれている大豆イソフラボンの一種です。ゲニステイン及びその他のイソフラボンは、新しい血管の形成を阻害する作用を有することが発見されています。
レスベラトロール
主にぶどうの皮や赤ワイン、チョコレートやココア、アーモンドなどに含まれるポリフェノールの一種で、植物が自身を守るために作り出した強い抗酸化作用を持つ防御成分です。

※ 掲載の治療用の製剤、サプリメントは一例になります。

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